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PDFを翻訳してレイアウトを保つ:仕上がり確認のチェックリスト

PDFを翻訳したあとに、文字量の増加、フォント、表、画像、ページ参照、代表的なレイアウトを確認するためのチェックリストです。

翻訳後のPDFを評価する前に、「レイアウトを保つ」とは何を指すのかをはっきりさせておく必要があります。ページ数が元と同じであること、表のセルが読めること、図が崩れていないこと、印刷ページの参照が正確であること——これらはそれぞれ別の合格基準です。

まず、その文書でどのレイアウト上の関係が重要なのかを見極めます。そのうえで、最初のきれいな1ページだけで判断せず、代表的なページを原文と見比べてください。

訳文が長くなったときに何が変わったかを確認する

訳文は原文より長くなることも、短くなることもあります。本文が問題なく見えても、幅の狭い見出しやサイドバー、脚注では文字が収まりきらないことがあります。すべての言語・文書に当てはまる便利な「文字数増加率」のようなものはありません。

テキストボックスの末尾、段の下端、段落が表や図に接する箇所を確認します。文末が切れている、行が重なっている、文字が不自然に小さい、文が予想外の位置に続いている、といった兆候を探してください。

込み入った段落の最後の一文は、原文と照らし合わせながら声に出して読んでみましょう。句読点が抜けていたり、文が唐突に終わっていたりする場合、それは文体上の選択ではなく脱落かもしれません。ページ数だけでは分かりません。ページ数が想定どおりでも、内容が欠けていることはあるからです。

フォント、表、画像をそれぞれ確認する

原文の言語に対応していたフォントが、訳文のすべての文字を表示できるとは限りません。アクセント記号付きの文字、ラテン文字以外の文字、約物、小さなラベルを確認します。空の四角や置き換わった記号は警告サインですが、単に見慣れない形の文字も誤りである可能性があります。

表については、行見出しと列見出しをそれぞれの値と一緒に読みます。罫線が残っていても、ラベルがずれていたり、あいまいな折り返しになっていたりすることがあります。グループ化された見出し、単位、パーセント、注記、とくに表がページをまたぐ箇所を確認してください。

画像については、図全体が残っているか、キャプションがその図に対応したままかを見ます。画像に埋め込まれた文字は画像のまま残ることがあります。画像が保たれていても、その中のラベルが翻訳されたとは限りません。完全に翻訳済みとしてファイルを共有する前に、原文の言語のまま残っているラベルを洗い出しておきましょう。

固有名詞、コード、表記を、言語を変えるべき本文から切り分けるには、変更しないほうがよい内容についてのガイドが役立ちます。

ページ番号と相互参照をたどる

フッターのページ番号、印刷されたページ番号、PDFビューアー上のページ位置は、必ずしも同じものを指しません。「18ページを参照」といった参照を確認するときは、著者がどの体系を使っていたのかを判断します。

訳文のレイアウトが流動的になったり、ページ構成が変わったりしている場合、元の参照先はもう機能しないかもしれません。引用のために原文版を手元に残し、節番号や図番号を自分用のメモに控えておくとよいでしょう。著者が付けた参照番号は、参照先を確認せずに書き換えないでください。

章へのリンクや注へのリンクがあれば、実際に試します。印とリンク先の両方を読み、開けたからといって正しい注に飛んでいるとは限らないことに注意しましょう。脚注の本文と、それが本文の文とどう対応するかは、別々に確認します。

小さくても偏りのないページ見本を用意する

実用的な見本には、次のようなページを含めます。

  1. タイトルと、章または節の冒頭。
  2. 段落がページ境界をまたぐ、ごく普通のページ。
  3. 最も密度の高い表、または段組みのページ。
  4. 図とキャプションを含むページ。
  5. 注、数式、特殊な文字を含むページ。
  6. 最終ページ。該当する場合は付録や参考文献も含めます。

原文の位置、訳文の位置、見つけた不具合、それが意味に影響するのか見た目に影響するのかを記録します。マイナス記号の位置ずれと、余白がわずかに違うことでは、優先度が異なります。同じ問題が繰り返し現れる場合は、その箇所だけの問題と決めつけず、文書のその部分で確認するページを増やしてください。

これは確認の進め方であり、統計的な正確さの測定ではありません。数ページの確認で問題が見つからなかったからといって、文書全体に誤りがないとは言えません。

実際の不具合に応じて次の手順を選ぶ

PDF Craftで翻訳したPDFを作るには、原文をアップロードし、出力形式にPDF、翻訳先の言語を選び、指示内容を確認してから、処理が終わったファイルをダウンロードします。オンラインで利用でき、デスクトップ用のビューアーをインストールする必要はありません。料金は料金ページでご確認ください。

訳文のテキストは正しいのに窮屈に感じるなら、別の閲覧形式のほうが合っているかもしれません。内容の認識自体が誤っているなら、ビューアーを変えても直りません。固定レイアウトとリフローの比較ガイドを参考に、どちらの問題に当たるかを見極めてください。

原文、編集前の訳文、修正した版はすべて保管しておきましょう。そうすれば、後から確認する人が、どの変更が翻訳によるもので、どの変更がレイアウト修正によるものかを把握できます。

自分の文書で試してみる

代表的なファイルで試し、結果を確認してから、資料に合う処理方法を選びましょう。

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