# 翻訳済みEPUBをKindleで読む方法

翻訳済みEPUBをダウンロードし、Amazonのサポートする取り込み方法で送信して、Kindle上で章・フォント・対訳部分を確認します。

翻訳済みEPUBをダウンロードしたあと、Kindleへ送る作業は別のステップです。ファイルを作るのはPDF Craft、それをKindleライブラリへ取り込むのはAmazonです。この2つを分けて考えると、問題が翻訳由来なのか、EPUB自体なのか、Kindleへの取り込みなのかを判断しやすくなります。

まずファイル名を変えたり、形式変換ソフトを買ったりする必要はありません。EPUBはAmazonのSend to Kindleサービスが受け付ける入力形式のひとつです。このAmazon公式の方法を使い、取り込み後に本の状態を確認してください。

## Amazonの現在の受け取り方法を確認する

Amazonの[Send to Kindleの概要](https://digprjsurvey.amazon.co.uk/csad/help/node/G5WYD9SAF7PGXRNA)には、Webアップロード、メール、モバイル共有、デスクトップアプリが挙げられています。利用可否や上限は経路によって異なります。Web経由ではEPUBを受け付け、ドキュメントをライブラリに追加するオプションも用意されています。

古いMOBI向けの解説ではなく、ご自身のアカウントと端末に合った最新の手順に従ってください。Send to KindleでEPUBを受け取るのと、任意の`.epub`ファイルをUSBでコピーするのは別の操作です。Amazonはサポート対象のアップロードをKindleでの閲覧用に処理します。

また、[Kindleの購入本からEPUBを入手する方法](https://pdfcraft.ai/ja-JP/blog/kindle-to-epub-workflow/)とも区別してください。エクスポートの権限やDRMなしの購入本ダウンロードは、また別の話です。この記事は、すでにパソコンやスマートフォン上に使える翻訳済みEPUBがある状態から始めます。

## 送信前に保存して中身を確認する

PDF Craftから完成ファイルをダウンロードし、区別しやすいファイル名を付けます。元のファイルは別に残しておきましょう。たとえば`novel-es.epub`と`novel-en-es.epub`にしておけば、取り込み時にスペイン語版と対訳版を見分けやすくなります。

まずダウンロードしたファイルをEPUBリーダーで開いてください。目次、図版を1点、そして章の冒頭と末尾を確認します。この時点でファイルが不完全なら、別のサービスへ送っても直りません。

出力形式は、読む環境を考えて選びます。通読するなら翻訳のみの版が快適なことが多いです。PDF Craftの対訳EPUBは原文の段落の後に訳文を置くため、画面が小さいと長い原文と訳文でスクロールが多くなります。どちらを送るか決める前に、代表的な章を試してみてください。

## AmazonのWeb経由で送信する

ブラウザで手早く済ませるなら、[Send to Kindle](https://www.amazon.com/sendtokindle)を開き、リーダーで使っているAmazonアカウントにサインインします。ダウンロードしたEPUBを選び、表示されるドキュメントの詳細を確認し、そのライブラリから読めるようにしたい場合は用意されているライブラリ追加オプションを使います。あとはAmazonの画面から送信してください。

次にKindleを通常のネットワークにつなぎ、ライブラリを確認します。ドキュメントの絞り込み表示も見てください。見当たらない場合は、追加でアップロードする前に、Amazonアカウント、アップロードの状態、表示中のライブラリを確認します。ファイルが拒否されたときは、Amazonの現在の上限とエラーメッセージを確認してください。

メールやモバイル共有を使いたい場合は、Amazonの概要からリンクされている該当の手順に従います。メールでは、送信先のSend to Kindleアドレスを確認し、送信元のメールアドレスを許可しておく必要があります。通常のAmazonログイン用メールアドレスから推測したアドレスへ送らないでください。

これらはすべてAmazon側の操作です。PDF CraftにはKindleへ直接送るボタンはなく、受け取り側のアカウントを管理することもできません。

## 取り込み後に章とフォントを確認する

変換された閲覧用コピーは、元のEPUBと表示が異なることがあります。実際に使うKindle端末やアプリで内容を確認しましょう。

| 確認項目      | 見るべきポイント                         |
| --------- | -------------------------------- |
| 目次        | 各項目が近くの位置ではなく、意図した章へ移動する         |
| フォント調整    | 文字を大きくしても段落が読める                  |
| 翻訳先言語の文字  | アクセント記号や句読点、非ラテン文字が代替記号にならず表示される |
| 画像とキャプション | 図が残っており、正しい本文と対応している             |
| 対訳部分      | 原文と訳文の段落が想定どおりの順序で並ぶ             |
| 注         | 参照から目的の注へ移動でき、読書に戻れる             |

ページ数は完全性の証拠にはなりません。リフロー型のページは端末サイズ、フォント、リーダー設定で変わります。章見出しや特徴的なフレーズのほうが確実な目印になります。

## 段階を比べて原因を切り分ける

章が欠けている場合は、ダウンロードしたEPUBと元データを比べ、次にKindleへの取り込み結果と比べます。EPUB版とKindle版の両方で同じ欠落があるなら、前の段階を調べます。EPUBは他のリーダーでは正常なのにKindle版でナビゲーションが壊れているなら、受け取り側の変換とEPUBの構造に注目してください。

文字化けは、言語設定をあれこれ変える前に、同じ箇所を別のリーダーで確認します。大きな空白が目立つときは、元ファイルに固定レイアウトのページや画像の多いセクションがないか見てください。同じファイルを名前を変えて何度も送ると、原因が分からないままライブラリが埋まってしまいます。

Kindleの表示が対訳版に合わない場合は、翻訳のみの版をKindleに置き、大きい画面で見比べるのも手です。[翻訳EPUBのリーダーガイド](https://pdfcraft.ai/ja-JP/blog/epub-readers-for-translated-books/)を参考に、2つ目の閲覧環境を選んでください。

まずファイルを作るには[EPUB翻訳ツール](https://pdfcraft.ai/ja-JP/epub-translator/)で翻訳先の言語と出力形式を選び、完了したタスクからダウンロードします。現在の翻訳料金は[料金](https://pdfcraft.ai/ja-JP/pricing/)をご覧ください。Amazonでの取り込みは、独自の要件を持つ別のサービスです。

